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窯と土ブログ
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Daydream believer in 丹波 今西公彦インタビュー
by 森一馬もう1年以上前だったか、毎日チャットするほど仲良くさせていただいている海外のお客様から「ところでMasahiko Imanishiは取り扱わないのか?」というチャットが飛んできた。酒器は持っていたが、その時はまだ今西さんの茶碗に直接触れたことがなかったため、「茶碗を持ってみて考えるよ」といった... -
志野焼誕生の地から 奥磯太覚インタビュー
by 森一馬窯と土を初めて最初に美濃を訪れた時、真っ先に向かったのが可児の荒川豊蔵資料館だった。あれから約3年。志野を探し求め、まさか同じ場所に還ってくるとは夢にも思わなかった。 同じ場所といっても今回訪れたのは荒川豊蔵先生の陶房から車で2分、奥磯太覚さんの陶房。志野誕生の地と言われる大平古窯跡群から... -
松崎健・幹「遊心窯」インタビュー
by 森一馬「森さんに会いたがっている陶芸家がいますよ」という話を昨年よりチラホラ聞くようになった。こういう仕事をしていると、ありがたいことに様々な作家からDMやメールをいただくが、「会いたがっている」というと勝手な想像で何か求愛されているようで気恥ずかしくもあり、嬉しくもある。そして日本橋三越でのRoo... -
旅する陶芸家 塚本治彦インタビュー
by 森一馬小林勇超さんの紹介文で、あれだけスピリチュアルに興味はないと言いながら、またしても少しスピリチュアルなお話になってしまうが、今回筆者の掌レーダーが反応したのは塚本治彦さんのお茶碗。いつも通り失礼ながら全く予備知識無くお邪魔させていただいた塚本さんのお話を伺う中で、塚本さんのお師匠さんが、なんと...カテゴリー : 塚本治彦 -
-Roots3人展- 溢れる李朝愛・川瀬隆一郎
by 森一馬はっきりと言うが、川瀬隆一郎さんの作品は窯と土がオープンした頃に比べ劇的に良くなっている。何を偉そうにと言われそうだが、そう感じるのであるから仕方ない。作品に迷いがなく、枷が外れたかのよう、思うがまま作陶しているだろうことが作品に表れており、非常に気持ちが良い。そう、見ていて気持ちが良いのであ... -
-Roots3人展- 猪突猛進の陶芸家・吉見螢石
by 森一馬先日インスタグラムの投稿に書かせていただいたが、今回Rootsで展覧会を開く三人の陶芸家は、皆さん師匠に付かず独学で陶芸を学ばれた陶芸家ということに気づき、非常に驚いた。窯業地育ちでも無く、何代目等でもない、協会等にも属さない陶芸家が知名度を得るにはどれだけ難しいことか、筆者も色んな陶芸家から... -
-Roots3人展- 現代の陶工・金宗勲
by 森一馬本歌の大井戸茶盌に触れる機会があった。本歌といっても、いわゆる名だたる大名物碗ではなないのだが、とある有名教授が数年前まで保持していた、伝来のしっかりとした間違いのない本歌だ。前所有者が毎日使っていたというその茶盌の見込みには茶渋がしっかりと付き、茶筅ずりの辺りにはっきりと現れた不揃いな貫入に... -
-桃李不言・下自成蹊- 小林勇超インタビュー
by 森一馬桃李不言。下自成蹊。桃やすももの花が咲くところには、何も言わなくても人が集まり、自ずと径が出来る。 基本的にスピリチュアルをあまり信じていない現実主義の筆者だが、こと茶碗においては、時に掌(たなごころ)を伝って何か念のようなものを受け取ることがあると感じることがあり、それ至っては受け取った... -
信楽で天目を造る ~古谷宣幸インタビュー~
by 森一馬「天目って基本、作品の出来を安定させるために電気窯などで計算を重ねて狙って作る焼き物で『えらいもんに手だしたな』と言われるようなものなんですが、僕は家に穴窯があったり、焼締めを見て育ってきたので、これを穴窯に入れて焼いてみるという、普通からしたら無謀なことを、あまり特別なこととは考えずやり始め... -
ウズベキスタンを代表する陶芸家、アリシェルナジロフさんのご紹介
by 森一馬中央アジアで最も古い歴史を持つ、ウズベキスタンのリシタン陶器。現在でも欧米をはじめ世界中にたくさんのファンを持っているリシタンにおいて、最も著名な作家アリシェルナジロフ氏の作品を初めて見たのは実はもう3年ほど前。アパレルバイヤー時代の筆者はカザフスタンのファッションショーに呼ばれ、中央アジアの... -
日本一の黄瀬戸マニア 松村遷インタビュー
by 森一馬思えば国焼で最初に好きになったのは黄瀬戸だった。こういう仕事をしていると、あなたは普段どういう器を使っていますか?とよく聞かれるが、筆者のデイリーユースは湯呑にせよカップアンドソーサーにせよ主に黄瀬戸。様々な作家の黄瀬戸毎日使っているからこそ、それが茶道具となると異様に慎重になってしまい、長... -
加藤亮太郎新作・藍織部について
by 森一馬当店でも人気の加藤亮太郎氏の織部作品。窯変織部に始まり、前回当店で取り扱わせていただいた瑠璃織部、そして今回そのバリエーションの中に「藍織部」という新たな織部が加わった。織部過渡期に美濃で生まれた染付、藍織部を、この度亮太郎氏はご自身の作風で表現してみせた。まさにこのタイミングで話を聞かねばと...
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