三彩のバランスや乳白、高台の美しさはもちろん言うまでもなく、何より特筆すべきはこの造形。一歩間違うと古くささを伴った昭和の面影に見えてしまいがちなこの独立の緊張感を持った歪んだ造形を、絶妙なバランスで非常にハイセンスに仕上げてしまうところはさすがの一言。そして程よいカーブが恐ろしく手に馴染む。まさにどこから見ても美しい造形。そしてここ数年ずっと作家が突き詰めてきた三彩のコントラストも素晴らしく、緑釉部分にはしっかりと乳白色が現れ、高台脇の外しや釉溜まりも絶妙。高台の造形も恐ろしく進化し、見込み奥にも乳白がしっかりと景色を作り、見れば見るほど新たな発見がある作品。この緊張感とセンスを持ち合わせた造形こそ、次世代に伝えていかなければならない無形文化財だと思う。
幅12.1cm/高さ10.2cm
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